2016年12月30日金曜日

2016年 秋 終了アニメ 全話感想 総レビュー

※響けユーフォニアム2 #13

1クール経つの早い!早すぎる
というわけで今期終了したアニメの感想いきます

■おしながき

□ショート
◇おくさまが生徒会長!+! 
◇あにトレ!XX ~ひとつ屋根の下で~
◇バーナード嬢曰く。


□1クール
◇ViVid Strike!
◇魔法少女育成計画
◇灼熱の卓球娘
◇ステラのまほう
◇競女!!!!!!!!
◇舟を編む
◇ユーリ!!! on ICE
◇Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-
◇ガーリッシュナンバー
◇うどんの国の金色毛鞠
◇響け!ユーフォニアム2
◇フリップフラッパーズ


□分割1クール
◇夏目友人帳 伍
◇亜人

□2クール以上
◇DAYS 
◇ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 






□ショート
◇おくさまが生徒会長!+! 
 竹達彩奈を忘れてしまうくらいにプロの仕事を体感した気がする。
どこまで攻められるか挑戦しているようなアニメだけどもうすでにアウトです。
なんだかんだで続編はもう決まっているような気がする。
5/10
「おくさまが生徒会長!+!」上 [Blu-ray]


◇あにトレ!XX ~ひとつ屋根の下で~
 1期よりもストーリー仕立てになってヒロインも集合した。
短い中にも身体の細かなラインを丁寧に描いた筋肉骨格アニメ。
自宅でTVの前で一緒にできる内容のトレーニングが少なかったのが残念
だからこそのあにトレであっていっしょいとれーにんぐではないのか。
5/10
あにトレ! XX~ひとつ屋根の下で~ ディレクターズカット版(初回限定生産) [Blu-ray]

◇バーナード嬢曰く。
 読書の世界が少し覗ける良アニメ。ショートアニメに相応しいゆるさ。
ほとんど本を読まない教養のない人間でも逆に読書家であっても
通の神林目線、にわかのさわ子目線どちらからでも楽しめる非常に良く出来た作品。短い中に両目線でのあるあるをうまく詰め込んだ。
本を読みたいと言うより同じような仲間で語り合いたいと思った一作。
6/10
バーナード嬢曰く。 [Blu-ray]

□1クール

◇ViVid Strike!
 本気でぶつかり合う格闘技を超えたスポーツアニメ。
魔法を理由に格闘技以上のことを余裕でやってくる
それ以上に激しくぶつかっていたのは拳と言うより気持ちだった気がする。
登場人物は全員女の子だけど男子に入れ替えても全く違和感がない。そのくらい強い。
安定のなのはシリーズ、2000年代アニメのおもしろさ、刺さってくるストーリーが今じゃ考えられない濃さ。
ただ今見ると戦闘コスチュームは平面的ですこしのだささを感じるも同時に伝統が作られているような感じも受けた。
7/10
ViVid Strike! Vol.1 [Blu-ray]



◇魔法少女育成計画
 登場人物を淡々と処分していったような退屈なアニメ。
やっていることは非常にシリアスではあるが毎回戦闘があって回想がきて死ぬというワンパターン。
最後二人が生き残ったことだけは予想外だったけれどそれ以外は淡々としすぎていたように思う。
第二期があるとして見るのならばまだ物語の始まり、序章としておもしろい。
ただ、Fateみたいに本編やってからの過去編というのは予算的にあまりにも厳しすぎるか。
最後はVIVIDstrikeで終わった。
そもそも作られた不幸って見ていて面白いだろうか?
せめてもう少し希望をみせるかどん底に落としてから終わって欲しかった。
ねむりん最強とは何だったのかそこだけが喉に引っかかったアニメ。
4/10
魔法少女育成計画 (このライトノベルがすごい! 文庫)



◇灼熱の卓球娘
 咲みたいな卓球アニメ
卓球を昔やっていただけに懐かしい卓球あるあるが楽しい。
作画ストーリーキャラデザ、どこを見ても夕方アニメっぽい雰囲気が出ていたけれど
全国への道まで辿り着くことなく1クールで終わってしまった。
最も残念だったのがラケットの音、ピンポン球の音がいまいちだったこと。
スマッシュを打ったときの金属音は卓球のきもちいいポイントの一つ。
汗まみれになって本気で挑むスポーツアニメだけどもう少し話を進めて欲しかった。
5/10
灼熱の卓球娘2 (初回生産限定版) [Blu-ray]



◇ステラのまほう
 つまらなくはないのに面白くもないいまいちぱっとしない陰のアニメ。
主人公の憧れに共感することが出来ず百合アニメのようで主人公がおじさま萌えなのがなんとも
それぞれのキャラに個性があるようでない。要らない要素が多すぎるように思う。
美少女と言うよりおっさんぽく小動物と言うより獣らしかった。
オタクものにありがちな身内ウケはするけれどそれ以上は広がらない感じがした。
同じような題材でNEWGAME!との差はあまりにも大きいように思う。
ウソをつきすぎて一周回って白黒も黒白も同じに見えてしまったような感じで
妙なリアリティで現実に戻ってしまったような日常的な学園もの。
3/10
ステラのまほう 5巻 (まんがタイムKRコミックス)


◇競女!!!!!!!!
 1話を見たときすべてネタだと思った。
本物の尻と胸で戦う本格スポーツアニメだった。
やっていることは本当に酷いのだけど事実上はテニスやバスケと同じ路線じゃないかと思う。
ここまで酷いとBPOに苦情すら入らないのかと。
4/10
競女!!!!!!!! Vol.1(初回仕様版) [Blu-ray]


◇舟を編む
 文学を感じさせる落ち着いた大人の作品。
純愛と人生をかけた仕事。美しくどこかはかなく、過ぎ去ってゆく時間がこの上なく恋しい。
 この作品のおもしろさは時間の流れがうまく表現されていることだろう。
11話ながら15年もの歳月の流れを日本の四季を織り交ぜながら、
キャラデザもそれぞれよく表現されていた。
手元だったり、ページをめくる音だったり細部への拘りが強く感じられた。
ところどころはいる不思議な演出もまた文系アニメっぽくて悪くはない。
OPになぜ岡崎体育を起用したのかそこだけ引っかかる。
仕事に生きるのも悪くないなと思わせられた一作。
8/10
舟を編む 上巻(イベントご招待抽選応募券付)(完全生産限定版) [Blu-ray]

◇ユーリ!!! on ICE
2クール見たような満足感。いや1クールでは足りなかった。
雰囲気は男女を入れ替えるとなんとなく今期のユーフォニアムとおなじに思う。
 女子向けの作品であるが今までなぜフィギュアスケートを主題にした作品がヒットしなかったのか不思議だ。
 これまでスポーツアニメは黒子や弱虫などが流行ったけれど決定的な違いは
アニメにデフォルメされたリアリティだと感じる。
 現実的にはあり得ないことがいくつか発生しているのだけど
あまり表に出てこないフィギュア業界の話だからなのか妙に納得してしまうところは多い。
 ただ、グランプリファイナルでユリオと有利が滑りきったことに関しては十分説明があったし説得力があった、ただJJがミスを連発したことだけはどうみようが制作者側のユーリ二人を勝たせたかったからとしか受け取れなかった。
そのあたりも含めて2クールかけて心理描写、人間模様をもっと丁寧に描いて欲しかった。
 作画やシナリオ以外では、なにげに音楽音響も素晴らしかった作品であると思う。
2期はほぼ確実らしいので今後のファンや制作の展開をじっくりと観察したい。
7/10
ユーリ!!! on ICE 2(スペシャルイベント優先販売申込券付き) [Blu-ray]


◇Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-
 1クールの枠で切りの良いところまでやりきったことに関しては評価できる
ただ、中盤からセリフ良が多い上に早悪しすぎてストーリーを理解するのが精一杯で作品を楽しむ余裕がなかった。
 そんなところも含めてゲームの方をやってくれと言うメッセージを強く感じた。
主人公のキャラに癖があり若年層にしか受けないような感じではあるが
なんだかおじさんたちが描く一昔前の若者像であまり共感できるような所はないなく激しくズレを感じる。
 ストーリーはなんとなくグロやオカルトよりもホラーに感じたのは遺体安置所のシーンをリアルに書きすぎたせいだろうか。
どう考えても2クールでやる作品であった。
4/10
Occultic;Nine 2 -オカルティック・ナイン- (オーバーラップ文庫)


◇ガーリッシュナンバー
 SIROBAKOや声でお仕事、それが声優、アニメ業界のアニメとしては微妙な出来
ただ作画だけはメタたれないように頑張った感じのアニメ。
なにより主人公のちー様が子供過ぎて女の子とみるにしては惹かれる部分があまりなく。
全体的にシリアスリアルに作ったようであるけれど、アニメとしてのおもしろさは感じなかった。
最終的にはちー様が少し成長して終わった。
これは逆にドラマだと面白いのではないだろうか。
いや絵が綺麗だから最後まで見られたのであってこれはそもそもやってはいけないアニメなのかもしれない。
5/10
ガーリッシュ ナンバー2<ガーリッシュ ナンバー> (電撃コミックスNEXT)


◇うどんの国の金色毛鞠
 父性が芽生える1クール。
なぜ一匹の獣にこんな愛情を注いでいるのだろうという疑問も最終話でキッチリ解消。
人はある程度大人になると愛を注ぐ場所を探してさまよっているのかも知れない。
ガオガオちゃんパートは舟を編むと繋がっていてなんとも。
4/10
うどんの国の金色毛鞠 1巻 (バンチコミックス)

◇響け!ユーフォニアム2
 京アニがまたしてもアニメの限界を一つ上へ押し上げた。
理想のアニメ、理想の青春、理想の主人公すべてが理想的でいやその上をいっていた。
あすか先輩が軸になった2期目であるけれど、あすか先輩の説得シーンはあのハルヒの長門vs朝倉のシーンを武器も使わずして超えたと思う。
最後はやはり気持ちである。そういう面で顔や手足の表情だったり空気感だったりの雰囲気作りがどんなアニメよりも緻密に繊細にされていた。
これは楽器の作画、演奏もそうだし声優さんの演技につてもそう。
ユーフォとあすか先輩の話だったけれどもし次があるとしたら結構な難易度になりそう。
また良い原作あっての京アニだと再確認できた。原作ありの花田先生は強い。
最終話を見たときの満足感、こみ上げてくるものがあった。これ以上の部活青春モノはつくれないだろう。
10/10
TVアニメ『響け!ユーフォニアム2』オリジナルサウンドトラック「おんがくエンドレス」


◇フリップフラッパーズ
 芸術的夢想アニメ。想像力が試される1クール。
昔からあったような魅力があるのに前衛的な作品考えれば考えるほど面白い。
サブミナル的にぶっ込まれるパロディの数々ははっと気づくとすこしニヤっとする。
前半と後半で脚本が変わってしまったのが少し残念であるけれど1つの話としてはまとまりっていたのでよし。
よく見ると話毎の好き嫌いはそれなりに分かれそうな感じがした。
なんだか良い夢を見ていた気分に浸れた。
8/10
フリップフラッパーズ 2 [Blu-ray]


□分割1クール

◇夏目友人帳 伍
 安定の夏目友人帳。今期はEDで泣かせに来る。
5期目とあって全体としての内容は薄味だったけれど
なぜだかこのシリーズ、最終話に一番いい話を持ってくるようで
最終話を見るために見ていると言っても過言ではない。
苦労はするけれど、仲間がいてこれからもずっと繋がっていく未来が見えた。
いとおしい日常は続いていく。
6/10
夏目友人帳 伍 1(完全生産限定版) [Blu-ray]


◇亜人
初めて全話見た3DCG。さすがに2クール見ると動きも見た目もそうとしか見えなくなった。
最終的には亜人佐藤とのバトルだったけれど主人公永井圭の心の葛藤が主軸にずっとあった。
しかしんがらこれだけのことに巻き込まれておきながらその反応はどうなのかと。
この話全体的に人に心、感情が薄いように感じた。
タイトルに亜人とあるけれどもっと人とは離れた何かだと思う。
5/10
亜人 一 (初回生産限定版) [Blu-ray]


□2クール以上

◇DAYS
 かなり久々のサッカーアニメ。
主人公のつかもとつくしに現役高校生を起用した青春真っ盛りな作品。
何も出来ない主人公が地道な努力で這い上がる王道作品。
途中のスペシャル番組でつくしが叫ぶ度に現場の苦労が伝わってくるような本当に青臭いアニメ。
この頃あまり見なくなったタイプの作品だけど1クールに一本はあって良いと思う。
さらに言うならゴールデンタイムに流していても良いと思う。
6/10

DVD付き DAYS (21) 限定版 (講談社キャラクターズライツ)

◇ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 
 シリーズ一番人気の4部が無事アニメ化完了。スタンドは進化する。
敵を攻撃するだけに収まっていたスタンド能力も4部では多彩な才能の基盤となっていた。
原作を読んでいないのにわかる伝説のシーンは毎度のことながらおかしな説得力がある。
少年誌らしく綺麗な大団円で終わったのがとても心地よい。
 あいかわらずの突っ込みどころや疑問が残る部分もあるけれど古い作品特有の
あとでしっかり設定や解説が入っていたりファンサイトやスピンオフが面白く見られそうだ。
週刊誌なのに出てくるキャラにほとんど無駄がなくすべてのキャラに繋がりが在り
アニメでのオリジナル要素もうまく取り入れながら3クールあったにもかかわらずジョジョという作品に没頭できた。
 次第五部はアニメ未定であるけれどそのうちやるのは確定だろう。

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない Vol.8<初回仕様版>Blu-ray


※月曜日のたわわ、ろんぐらいだーすは保留です。




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